STYLE TRIATHLON  | 特別ゲスト山本良介、引退前直前インタビュー!未来に描くトライアスロンの姿とは?(3)最終話

STYLE TRIATHLON | 特別ゲスト山本良介、引退前直前インタビュー!未来に描くトライアスロンの姿とは?(3)最終話

引退前にインタビューに応じていただきました。 山本良介の過去を振り返りながら現在の心情や未来のビジョンが明らかになります。 プロアスリートの行く末はいかに?! また、最後に記事をご覧になった皆さんに山本良介さんから一言がありますのでお見逃しなく!!

(最終回)「トライアスロンを通して作られてきた想いとは?」

『常にレースのフィールドで身を置いてトライアスロンをしたい。』 「それがかなわなくなったからまだまだ五里霧中です!」しかし…

「トライアスロンの土台を築くことが大事だと思っています。 子供にとって身近なもので、例えばママチャリやレンタルバイクでも参加できる ”子供たちのためのカジュアルなトライアスロンレース”それをビジネスとして築いていきたいです。 敷居が高いものでなく、お金がかかるものでもなく子供たちを簡単に巻き込んでいける 『パッケージ型のトライアスロンレース』を作り全国に広げていきたいと思っています。」

「目標は『子供の頃にトライアスロンをしたことがある!』とみんなが言える世界です。 ずっと継続してほしいという気持ちはもちろんありますが、あくまで子供のスポーツの選択肢の1つにトライアスロンがある、というところまで持っていきたいと思います。」

 この仕事をしてなかったらできなかったこと

「オリンピックに出るために、ワールドツアーを回っていました。 世界をまわりながら、自分の仕事ができ、いろんな場所でいろんな文化・人と出会うことができました。 これはトライアスロンをしていなければ絶対に見れなかった景色です。 中には日の丸のジャージを着ることができない場所もありました普段じゃ行かないキューバでレースをしたりインドの川で泳いだり、全大陸回りながら様々な国の自然に向き合うことができました。」

今後レースがあればでたいですか?

「今年はレースに出ますが、今後は出ません。」

「今はトライアスリートとしての終活をしていて、自分なりの終わり方を考えています。

最近は、「優勝して特別な景色も見てきた、身体が苦しい時もあった。どちらもスポーツと自分の体に向き合っているという点は全く同じだったな。」と思います。 競技者としては自分が思うように体が動かず、レースに対しての満足感は今は感じられない葛藤があります。しかし、 一個人としても、トライアスーリートという面でも、続けてこなかったら見えない景色があったので続けて良かったと思っています。」

 これからトライアスロンを始める人にかけたい言葉は?

トライアスロンを通して「人生のスタイル」を築いてほしいと思います!
トライアスロンの良いところは生涯スポーツであることです。レースも競技者のレベルでカテゴリーが別れているので参加しやすく、誰にでも身近な『見る』より『やる』競技だと思います。
複合競技なので一人ひとりのやり方があり、エイジグループの中で一番になりたい人、自己タイムが出なくなっても自分への探求心で行っている人、純粋にトライアスロンが好きな人、などなどの理由があってトライアスロンを続けていると思います。それぞれのスタイルでトライアスロンを楽しんでほしいです。

世界を周り、数多くの経験をしたアスリートだからこそ語れる言葉ですね! トライアスロンの楽しさや厳しさを一番知っているアスリートだと思っています。 私たちはトライアスリートとしてだけではなく良介さんという一人の人間の活躍を応援したいと思います。 インタビューに応じていただき誠にありがとうございました! 今後、良介さんはどんなSTYLE(スタイル)を築くのかを楽しみにしています!

また、ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます。

皆さんはトライアスロンを見たことがありますか? そもそもですが、レースの順番や競技種目はご存じでしょうか?

私はトライアスロンレースを見ることが大好きです。理由は簡単でワクワクするからです。 是非少しでも興味を持った方はレースを一度見てください! もしかしたらそこからあなたのトライアスロンスタイルがはじまるかもしれません。 その時はまた私に教えてくださいね!

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(FIN.)

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▼トライアスロン初心者はこちら

はじめてのトライアスロン「なぜトライアスロンをするのか?」

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