HUUB | “DNS寸前”から表彰台へ。揺れる心で走り抜けたValenciaトライアスロン

HUUB | “DNS寸前”から表彰台へ。揺れる心で走り抜けたValenciaトライアスロン

HUUBがサポートするアスリートの皆さんは、常に結果だけでなく、自分自身との対話や挑戦を大切にしています。
今回ご紹介するのは、Valenciaで行われたトライアスロン第2戦に出場された選手のリアルな声です。

出場を迷うほど苦しい時期を乗り越え、それでもスタートラインに立つことを選んだ。
順位や記録では計れない、その「一歩」の重み。
HUUBは、そんなひとりひとりのドラマと共に、アスリートの挑戦を支え続けていきます。

以下、選手本人のインタビューをぜひご覧ください。


トライアスロン2戦目、2位フィニッシュ!

@infinitrisports にて

今回のトライアスロンは、思いがけない展開で幕を閉じました。
実は、今週は人生的にも少ししんどい日々が続いていて、出場を見送ろう(DNS)かと本気で悩んでいたほど。
でも、ギリギリで「それでも行ってみよう」と決めてスタートラインに立ちました。
(レースは日曜日だと勘違いして、本当は土曜日だったのです。金曜日の昼過ぎ、その間違いに気づき、ダッシュでValenciaの大会会場に向かいました)

正直、めちゃくちゃキツかったです。
でも「出場する」と自分で決めて、スタートラインに立てた時点で、私の中ではすでにひとつの勝利でした。

結果なんて本当に二の次。
大事だったのは、「完走できたこと」、そして「私はまだ、ちゃんと走り続けてる」ってこと。

とはいえ、ランの0km地点からすでに心は折れてました(笑)
2kのスイムは順調に楽しく、82kmのバイクパートでは気付かぬうちに一位になっていました。そして21kmのラン。
全く進まない体と、グラベルラン。「もうリタイヤしようかな」なんて頭をよぎる中、それでも足を動かし続けたのは…正直、自分でも理由はわかりません。
たぶん、ただの“頑固者”で、“走ることが好きなバカ”だからかも(笑)

今回のレースで得たことを、いくつか書き留めておきます:
コンディションが万全じゃない状態で挑むのは、正直“自己拷問”になる
身体は「NO」と言っていたけれど、心は「きっと大丈夫」と言っていた → ゆっくりでも、前に進めた
暑さの中で走るのは、本当に消耗する…でも、最後にもらったメダルが全部を笑顔に変えてくれる
何よりも大事なのは、「楽しむこと」と「痛みのないレース」を目指すこと

今回の問題はフィジカルではなく、完全にメンタルのレースでした。
でもこの経験は、確実に次のチャレンジに繋がる“ギフト”だと感じています。


🔥 次の大会は、9月7日 いよいよ全日本選手権 in 佐渡!ロングディスタンスに挑戦します!! とっても楽しみです!

引き続き、応援よろしくお願いします!!



トライアスロンは、フィジカルだけでなくメンタルのタフさも問われるスポーツ。
今回のレースでの経験は、まさに「走り続けることの意味」を私たちに教えてくれました。

HUUBは、結果以上に“その過程”に価値があると信じています。
どんなコンディションでも、どんな心模様でも、それでも前を向き走る姿に、心からの敬意を込めて――。

次のチャレンジは、9月7日 全日本選手権 in 佐渡
ロングディスタンスという新たな舞台でも、私たちは変わらず、選手の背中を支え続けます。

これからもHUUBは、すべての挑戦するアスリートと共に。

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